時期:花火の季節  着物:ゆかた

何回か家で着てみたりしてると、だんだんそとにでたくなります。

季節はちょうど夏、友だちの家の近くで花火大会があるというので
「よし!ゆかたを着ていこう!」と思い、早速着付け、

頭の中では「さらりと着付けて、帯は文庫で、、、、」と完璧なのですが。

衣紋の抜きが、うまくないし
文庫がどうしてもできない、(今考えると不思議なくらいに、出来ない)
たぶん、「これも文庫」という加減がわからなかったせいだと思う)
前で出来ても、後ろに回す打ちに崩れて、そのあとが直せなかったり。

結局、何とか形になった「貝の口」で妥協することに、

友だちに会うと「わー、自分で着たの?着なれてるねー」とほめられ
口では「初めて着たんだよ、全然だめだよ」と言いつつ心では
『そう、そうかなあ、やっぱり似合うかなあ?さりげない感じか?着なれてるってか?』
と浮かれまくる私。

でも、花火会場に行ってみると「貝の口」にしているのは「露店」の店員だけ
「働くひとの結び方」だったのね、しかも、かなり地味。
ううーむ、花火を見に来る方の人間の結び方ではないのだなあ、、と気づく。
(やはりちょっとは「ハレ」な感じにしないと似つかわしくないよなあ)

しかもあとで振り返ってみるに「衣紋は全然抜けてない。どころか男の着付けのようになっていた」し
「衿合わせはVの字がずっと深く、だらしなくなっていた(しかも、着崩れもかなりあるし」

結局「着なれてもいないのに、粋に着よう」としてコケた訳です。

今思い出しても、恥ずかしいっ。


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