私が着物を着るまで ・その3・ 「届いた箱」
2000年1月3日さて、着物のセットが送られてきたのはいいけど、「着物」「浴衣」「長襦袢」
「たび」「帯」以外のものがなんだかわからない。
部屋いっぱいに広げた小物と、買った「着付けの本」を見比べて、なかから
「腰ひもらしきもの」と「帯板」「肌襦袢と思われるもの」は摘出したものの、
まだまだ余る小物達。
これはやっぱり、送った本人に聞くのが早いと思い、母に電話。
電話を取ったのは、父でした。
父:「おう、どうした、着物きるんだって? とうとう、そういう心境になったか。
見合いするか?」
私:「・・・・・・ちが〜う!ただ着物着てみたいだけなんだから、そういうのとは関係ないってば。」
父:「なんだ、つまらんのお」
私:「つまらんって。。。。母さんにかわって。。。。」
母:「どうした?荷物付いた?」
私:「うん、ありがとう。でね、わからないのがいっぱい有るんだけど。。。」
母:「わからないって。なにが?」
私:「たとえば、ピンクの太いゴムみたいなやつ、はじっこにマジックテープが付いてる」
母:「ああ、それは、伊達帯、もう一個ピンクの布で出来てて真ん中あたりだけ芯が入ってるのあるでしょ、それの簡易式なやつなのよ」
私:「そうか、これは、伊達帯。じゃあ、ひょうたんみたいな形してて、ハサむやつなに?」
母:「ひょうたん?なんだかなぞなぞみたいねえ。帯枕を乗せるところある?」
私:「ん?ああ、こっちを上とすると、乗せられるかな?」
母:「じゃあそれは、お太鼓をつくるときの補助器具ね」
私:「そうなの?で、どうやって使うの?」
母:「そんなの、電話で説明できないわよ、別に使わなくてもいいからいらないわよ。」
私:「だったら、送るなよお。。。」
こんな具合に、訳の分からない会話が夜中まで続き、何とか、小物達の名前が(あるていど)解明したのでした。
「たび」「帯」以外のものがなんだかわからない。
部屋いっぱいに広げた小物と、買った「着付けの本」を見比べて、なかから
「腰ひもらしきもの」と「帯板」「肌襦袢と思われるもの」は摘出したものの、
まだまだ余る小物達。
これはやっぱり、送った本人に聞くのが早いと思い、母に電話。
電話を取ったのは、父でした。
父:「おう、どうした、着物きるんだって? とうとう、そういう心境になったか。
見合いするか?」
私:「・・・・・・ちが〜う!ただ着物着てみたいだけなんだから、そういうのとは関係ないってば。」
父:「なんだ、つまらんのお」
私:「つまらんって。。。。母さんにかわって。。。。」
母:「どうした?荷物付いた?」
私:「うん、ありがとう。でね、わからないのがいっぱい有るんだけど。。。」
母:「わからないって。なにが?」
私:「たとえば、ピンクの太いゴムみたいなやつ、はじっこにマジックテープが付いてる」
母:「ああ、それは、伊達帯、もう一個ピンクの布で出来てて真ん中あたりだけ芯が入ってるのあるでしょ、それの簡易式なやつなのよ」
私:「そうか、これは、伊達帯。じゃあ、ひょうたんみたいな形してて、ハサむやつなに?」
母:「ひょうたん?なんだかなぞなぞみたいねえ。帯枕を乗せるところある?」
私:「ん?ああ、こっちを上とすると、乗せられるかな?」
母:「じゃあそれは、お太鼓をつくるときの補助器具ね」
私:「そうなの?で、どうやって使うの?」
母:「そんなの、電話で説明できないわよ、別に使わなくてもいいからいらないわよ。」
私:「だったら、送るなよお。。。」
こんな具合に、訳の分からない会話が夜中まで続き、何とか、小物達の名前が(あるていど)解明したのでした。
コメント