四谷怪談はやっぱりすごかったあ。
あんなに良く知っているお話なのに、
勘九郎のお岩は怖いし、悲しいし、迫力もある、
演出も、凝っていて、勘九郎ならでわ（客席にお化けの分身出すとか、
幕間の解説員（当然役者）が、客を楽しませるわ怖がらせるわ）
通し狂言だから筋書き通りに気持ちが流れるのでとても分かりやすい。

で、お岩の子供（赤ん坊）に、隣の家の奥方が「着物」をくれる場面がある。
それをお岩が見て「仕立ての素晴らしい、一つ身だ」という
「赤ん坊の着物」＝「一つ身」
と言うのは分かっていたけどその理由は知らなかった
と、赤ちゃんのいる友だちが説明してくれた「普通の着物」というのは
「背中心」という縫目がある。ようするに後ろ身頃が２枚、
ところが赤ちゃんの着物は「背中心のない」後ろ身頃１枚の着物。
だから「一つ身」だという、、、、なるほどー！！、、納得。

こういう小さなことでも、わかるとすごく着物の世界が好きになる。

勘九郎の四谷怪談
これで３度目（４回目）
一度目は　何年か前の歌舞伎座で同じ月に２度（３階で見て、大感動して、１階のチケットを買ってまた見に行った）
２度目は　シアターコクーンでのコクーン歌舞伎で
そして明日は３度目だ！また感動するんだろうなあ、、

大好きな黄色格子の単衣の着物を着て行こうッと！
あ、帯まくらあったかなあ、、
最近お太鼓結んでなかったから、バラバラになってるかも、、
そろえておかねばあ。

あ、半襟、、

そして明後日は高円寺阿波踊り
踊らないけど、、
ゆかた着て見に行こう！(^^)

法事用の洋服の他に、父親に買って貰ってこっちで仕立てた浴衣をただ、「見せびらかす」ために入れておいた。
反物を買った店では「男物」の反物であることを理由に店主がすごく嫌な顔をしていたらしい。
相変わらず父親が「ハイビスカス柄」の浴衣を進めるので頭が痛かったが
親子３人でその「嫌な顔をした」店に帯を買いに行った。

浴衣帯なんてせいぜい￥５８００だぜと値段も見ずに決めたら￥３２０００−！！！うそん
巾着なんてせいぜい￥２８００だと思ったら￥６０００−！！　う、うそん。
それぞれ￥２８，０００−、￥３，８００−にまけてくれたが、、、とーちゃんごめん。

とりあえず、店主が浴衣を着た私を見て、納得したようだったので、それだけが、慰めだ。
でかい女はこういうものありなんだい！！

その場で、浴衣に着替えて、靴はいたまま、下駄買いに。。（車ですが）
下駄やさんについておばちゃんが「そこのは安物なので」と指さした先に
白木の下駄でかわいいウサギの鼻緒が着いているのをみつける。
おばちゃんが差し出す「良いもの」の下駄がことごとく地味なので、
ウサギの下駄を指さすと「それは安物だから」と渋い顔。
でも、母親もＯＫしたし。「これがいいです」と決定して値段を聞くと￥６８００−！！
おいおい、高いやん。
￥３８００くらいだと思ったのに、表には￥１５００もあるのに
じゃあ、おばちゃんの勧めた「高い下駄」っていくらやー！！！
怖くて聞けないが、、

その店から駅まで土曜夜市をやっていたので
父親と歩く。（母親は車を家に置きに。。）
フリースペースみたいな所で、キムチをゲット。
お香だ何だと見ている内に結構歩いていたのであった。
おろし立ての下駄なのにはきやすいのねえ。やっぱ下駄は下駄屋。

そのあと、ホテルで会席料理だ！！
ふんぱつしたねえ、、とうちゃん。。。
土曜夜市みたいなイベントがあると知ってたら、予約しなかっただろうに、、、

予想がことごとく外れて大出費だったのだろう、、ちょっと落ち込んでた。
でも、払わないのが娘の礼儀！！（ほんとか？（＾＾；）
ごちそーさまでしたっ！！

父親が買ってくれた浴衣生地を仕立屋さんにもってったら

１週間で仕上げてくれた。すごい！
話によると、急ぎの時は１晩で仕立てるらしい、、、すごいなあ、、、
そして仕立て代￥７，０００−（着物は１万４千円）
踊りの先生は「高くなったわねー」とおっしゃるが
着物やさんで仕立てて貰うより全然安いんですよ。先生。


生地は「KOSHINO JUNKO FOR MEN」の藍地のかっこいいやつ。
生地を買うときに店の人にさんざん「男物ですからちょっと、、、」と言われたらしい

しかし、仕立て上がってゆかたの形になったのを見ると、
いいじゃん！（＾＾）
「ゆかた」と言うより「綿の着物」と行った風情（ちょっと厚手なので）

笑ったのが、KOSHINO JUNKO のロゴ [KJ]を
どこから取って持ってきたのか、
えりの所にタグみたいに縫いつけてあるの！！
しゃれが聞いているおばさまだ、、、(^^
まじめな感じなひとだったのに、、うーん、あなどれん。


どんな帯が似合うかなー。

先生の体調不良でひと月のお休み
久々に復活で、久々の浴衣。
半幅で良かった、速攻で結べた。
ちょっといい加減だけど、いいや。

と思っていたら。先生のアパートの住人の女性が見学に来ていた
ウサギ年２４歳。落ち着いている、、、大人であった。

そういう女性の前で「５年もやってる先輩」と紹介されてから踊った。
もうしわけないっ。(^^;

修行しなおします。。
あったかかったから、まだ腰が入って踊れていたが、、
首を振るのも、足をスッと出すのも、、、も、もうしわけないっ

ほら、５年つっても、、休んでばっかだし、、今日ひさしぶりだし、、、
はあ、、

しかも、私の前には、、名取りどころか「師範」の資格を持ってる人。２人。

「６年くらいで、お名前をもらうようになるんですよ」
先生。なんてことをいうんですか、、、

立ては踊りの師匠の知りあいの方にやってもらうのですが
おくってきたのはしっかり「男物」でした。
しょうがないのね、でかいから。
すっきりと下かっこいいガラで、気に入ったのでokです

でも、これを選ぶ前に電話がかかってきてそこで父が選ぼうとしていた柄が
「ハイビスカス」しかも、カンサイもの
うーん、、、それだけは、、、勘弁して下さい。

ほんとは、白地に紺＆赤のが良かったけど、、それはなかったみたい

早く縫いに出さないと、夏が終わる。。。

1998.4.28

うちの踊りの先生の主催する会が行なわれた。
わたしも、つんさんとともに「紅葉橋」という演目で７分ちょいおどったのだ。

「金がないー、金がないー」と常日頃から叫んでいた私だから、
先生も、考えてくれたんだろう、、、
「カツラと顔」を本職に頼んで、「衣装」は自前（帯は先生の）。

「舞台装置」も簡素な物に、
でも１０万円だ、、、そして、「住宅購入時の雑費」のようにもろもろの
「お礼金」が、、顔師さん、カツラ屋さん、着付け屋さんにそれぞれ「３千円」
舞台をやってもらう人はその人にも、、そして先生にお礼、
私は下っ端だから関係ないけど、
「お手伝い」してもらう場合はその人にも何がしかを、、、
もっといろんな人にあげている人もいる、、、幾らかけてるんだろう、、ひゅ−。


初めて、本職の人に「化粧され（「顔を作る」と云うらしい）」
衣装さんに着付けしてもらって
さらに鬘を、、、 ちょっと嬉しいと言うか、、面白い、、、

踊り終わって、さあ、顔を洗おう！とおもったら、他の方が踊る「藤娘」の途中で
手ぬぐいを客席に投げてほしいと云われ、そのあとも、米寿のお祝いの人とラストの先生の踊りの後にも
手ぬぐい投げがあるというので、結局最後まで顔を作ったまんま、
かつらも、つんさんは途中ではずしてたりしたけど、
私はつけてもらった時に、ひもがうなじの毛を「ぐわあっ！」とひっぱった痛さが忘れられず、すっとつけたまま。

つんさんは「鬘が頭を締め付けてつらい」と云っていたけど、
私はそれより「顔のおしろい」がだんだん乾いてきて
「泥パックを長時間ほっておいた時」のように顔がばりばりになってきて、はがれそうな、かゆいみたいな、、、
そっちの方がつらかった。　とちゅうで「うっぎゃー！」とはがしそうになった。

会が全て終わって、全部落としたときはすっごい開放感があったね。(^^)

そうそう、帰りは舞台で着た自分の着物ともってきた帯を締めて帰ったんだけど。
あらためてプロの仕事を感じましたね。
手ぬぐい投げの時も遠くまで投げようとぶいぶいオーバースローでなげてたし。
私たちは下っ端なものだから、使い走りとか片づけとか走り回っていたのに。
ぜんぜん裾が崩れないの（５〜６時間着てた）。
それなのに、帰りがけに自分で着た着物の裾は、ただ歩いているだけなのに、３０分がもたないもたない、、

うしろに、つつつつつ−と下がるふりの時も、お稽古の時はうしろのすそは踏み倒してたのに
本番は全然気にすることもなく終わっていた。

うーむやはり、着付けの所だけでも、ビデオに撮っておくべきだった。
気付いたのは着物を決める位置が私よりも低い位置（私は腰で決めていたが、かれらはももの上あたり）で
決めていたことぐらいかなあ。。。

勉強しようにも、もう金はないので、舞台には、出たくないし、、、、、

他の人のをのぞき見させてもらおう。今度は。

また、某着物屋サンで展示会をやるという。
「見ていただくだけで」
と言う言葉を信じていくのに、見せてくれない。

いや、よしんば見せてくれたにしろ、「いいですね」を「欲しいですね」さらに「買いたい」と強制的に誤変換するのはやめてくれ。
「金がない」を「ローンでも買いたい」と誤変換するのはやめてくれ。

「いい」・「綺麗」と「似合うかも」の意味すら違うのに

たしかに「国宝級」の人の描いたきものをちょっとは見たい、
「大島紬」の肌さわりも知りたいさ、
気になってる「江戸小紋」の柄にはどんなのがあるか見たいと、思う。
でも、それほど気に入っているわけではないＡとＢを両手に持って「どっちの方がいいですか？」と聞かないで！
そりゃ、どっちかと言われれば、、になるじゃないか、、

そんなことだから、最終手段をとるんじゃないか私は。


今じゃあもうめんどくさくなって、居留守こくことに決めたが。
かかってくる電話の量が尋常じゃない。。。
買いたいときには、こっちから行くからさあ。。
かけてこないで欲しいよお、、

うちには「仕立て」を待ってる反物が何本もあるんだ、、
あの小紋も、あの無地も、あの帯も、、、いつになったら仕立ててもらえるやら、

みんなはどうやって断ってるんだろう？

先生を始め日舞のお名取さん以上の方は口々に
「やはり舞台にたたないとうまくならない」とおっしゃる。

確かにそれは、そうだろうけれども、、
「＊＊さんは、国立（こくりつ）劇場の会に出させていただいたそうだけど、今回は特別お安かったそうよ。１５０万ですって！」
「あっらー。ほんとお安いわねえ」
・・・・・
なんて話を聞かされては、、、
引くいっぽうです。。(@-@)

先生主催の内輪の会でもちゃんと「市民ホール」で、カツラや衣装、舞台、をそろえると４０万近くかかる。。。

１０分そこそこでそんなにお金使うくらいなら、、
PowerBook買うわい！
iMac３台買えるじゃないか、、
うー。。

おびえる私は日頃から先生に
「金がない、暇がない、金がない、暇がない」と訴えております。。。
ほんとに、月々のお月謝で、いっぱいいっぱいです。。
忙しいと、月に１回しか通わなかったりするからなあ（ほんとは４回）

い、いいんです、私は着物が着られるようになれば、、、びくびく。

踊り用の着物と言うのは、
ふつうの小紋などの着物にくらべて袖の振りが少し長い
私は特に背が高いから、踊りの先生の関係で縫っていただいた着物／ゆかたは全てふつうの着物より「振り」が長くなっている

結果として、出来合いの「じゅばん」と振りの丈があわなくなる。
着物とじゅばんの振り丈が違うとどうなるか
着物の袖からじゅばんの袖が、三角形も堂々と「こんにちわ」するのです
すっごくみすぼらしい、、、

と先生が、
「袖の縫っていない半じゅばんを買いなさい」という、
何の事やら？と思いながら、着物屋さんに聞くと
ちゃんと出して来てくれた、ほんとにじゅばん袖を「縫い忘れたの？」って言う感じの切りっぱなし状態。

で、それを買ってきて、着物にあわせてカットして、縫い合わせる。（と言ってもほどんどカットしないんですが）

問題は、不器用な事だなあ、、、
同じようにやってるはずなのに、、しわがよるよお。。
いいもん、袖からはみださないだけでも、いいんだもん。

後日「夏用」も欲しいと思って買いに行ったら。
「夏用は『そで』だけです」といわれた。
ええ？！「振りの部分」を縫うだけでもあれだけ四苦八苦してる私に、、、
「袖付け」からやらせようってんですかい？！
それは無理だよお。。。

夏用の半じゅばんでも「裁ち切りタイプ」出して下さい。。

「半襟」というのは
汚れたら、はがして、新しいのを縫いつける。
と言うのが基本。
とはいえ、そこは無精不器用な私、どうにか楽な手だてはないかと考える。
先生に「チャックで止める方式」の半襟があると聞いたので
和装小物やさんでチェック
他の半襦袢と比べて何だか妙に割高だ。。。と考え込んでいたら
半襟コーナーに「両面テープ」を利用した物が、しかも値段も安い！！

これでしょう、これ、と早速買って利用してみるととても便利。
半襟が汚れたまま「いつか洗おう」とほったらかしにして
結局当日あわてると言うことが多かったりするのだが、
そんなときでもこれなら「ジャッ」とはがして「サッ」と取付。
あーべんり。予備に必ずひとつは置いてある。

愛用品です。

本投稿日：12月15日(月)00時26分47秒

きょうは、午前中にきもののやまとの社販をひやかしにいったのだが、
ひやかしのつもりが、、、、、、ふええ、、、
やったもーた、

色無地＆江戸小紋の反物あわせて９万円なりを買ってもーた。
タブレットを買おうと我慢していたのにい、、、
でもね、そのいろむじは、白鼠の少し光る感じで青みのさしたような。
祝儀不祝儀を選ばない、いい色合いだったのしじもようが花びしで
なかなかよかったので、５万は安いと思ったのね。

江戸小紋の方は栗皮茶か百塩茶といったかんじの地に
八種の「宝模様」（小づち、鍵など）が銀でこまかーく入ってて地味派手なんだけど
どんな帯でも似合うし、、、カッコよくて、お洒落だったのよ、
八掛けもついて４万円は安いと思ったのよ。

でね、でね（だれに言い訳してるんだわたしは？）
その社販のシステムはかならず「仕立て」も頼まなきゃいけないのに、
「うちの知り合いの仕立てる方が、身体にあうんです」と、仕立てをなしにしてもらって、
しかも「胴裏」も「仕立てる方が用意してくれるんです」と嘘をついてかわなかったので。
「はじく加工＆湯のし代」￥1600だけですんだのよお、おりこうでしょう？（だからだれにいいわけしてるんだ？）

「仕立て代」入れると全部で２５万とか言うのよ？
わけわかんないっす。
知り合いの人の仕立て代ってひとつ１万３千円なのに。。
しかもあんまりいい仕立てじゃないんだぜ、ヤマトのは、

でも、買っちゃったすねえ、、、はあ。いかんなあ。。。

日舞のお稽古に少し遅めに行ったので
急いで着てしまおうと、目の前の時計とにらめっこして
「目標、１０分！」
と決めてバシバシ着ていったら、、
何だ、いつもの時よりきっちり着れている、、、

やはり「リズム／テンポ」は大切なのだなあ、
、、と思ったのでした。

季節：春

帯が結べない。きっちりできないのだ、、、

なんだかぐちゃっとなってしまうのよ、

この前なんか帯締めまで締めたってのに、やり直して（３回も）
さらに全部締めて帯揚げまでやって、結局「だー！！！」って
ブチキレて脱ぎ散らかして。洋服着て出てしまった。

妥協できないとかじゃ無く全然上手く結べなくなっている、なぜ？
こんなんじゃ、これから「帯付き」の季節になるっていうのにこまるわ。

時期：わかる人はわかるある年の冬　
着物：小紋 (青地に花柄)　＆羽織

建国記念の日に踊りの補習があったのと、１４日に仁左衛門襲名歌舞伎に行くのとで
立て続けに着物が着れたのだ！

少し前に、母親から
「もう着ないから、欲しいものだけ取って後は捨てなさい」と
段ボールばこで着物がやって来た。

少し前に古着屋で、サイズなしでショックを受けていたのであまり期待してなかったけど、
なんとがごまかせば着られそうな（といっても、お端折１センチ出るかどうかだが）サイズだったので、早速着てみることに。

ひとえが、紗もあわせて３枚。袷がス〜〜〜ゴイ地味なやつもあわせて３枚、
そして羽織が６枚。。。。。小紋柄や、薄いのや、地味めなの、、、おいおいなんじゃ？
この派手なのは。。。「黒の地に、金の孔雀の羽根」が、、、でっかい羽根だ、、、、
やはり昔の着物は侮れんなあ。。

ということで、念願の「羽織」を手に入れたのでぜひとも着ていこう！とおもって
袷の着物のなかで明るい感じの「青の地に白い花が散ってる着物」と
「白地にピンクと紫の花が散っている羽織」を着てお稽古に出かけ。

歌舞伎座へは前からもってる「茶の市松の着物」＆「かまわぬの帯」と羽織。。
何せ六枚もあるから選び放題、へッへッへッ、と思ったらお稽古に来ていったもの以外で
着物にあいそうな羽織が全部シミだらけ。。。ふええ。。。ダメだとても着ていけない。。。
結局お稽古に着ていったものをまた着ることに。

あああ、染み抜きに行かなきゃ。。。
いくらかかるのかなあ？

小物 (扇子、たび)　：その他 (千代紙)

渋谷の東急で、江戸の職人芸展をやってたのでよってみたの
木工とか切り子とかいろいろあったけどやっぱり気になるのは「和装小物」
「扇子」「タビ」「帯締め」「帯留め」あと「いせ辰」の袋や千代紙。

「扇子」は踊り用の大きいのからお茶席用の小さいのまでいろいろあって
小紋用にひとつ買ったの、ちょっと歪みがでていたので￥２５００のをちょびっと
おまけしてもらって￥２３００で購入。
（テープをはめて押さえておけば歪みはなおっていくと言うことだったのだけど）

わたしはただ絵が綺麗だというので選んだのだけど
今日踊りの先生に見せたら「絵も凄くいいけど、竹の部分の細工がすばらしい」といって
そう言われてつくづく見たのだけど、他にあまり見たことがないから良くわからなかった
やはり見るところがちがうのだなあ、、、

あと、向島の「めうがや」（みょうがや)さんが「タビ」をだしていて、
「サイズお計りします」と書いてあったので、はかってもらっちゃいました。

置いてあるタビはいわゆる０.５センチ刻みの各サイズに「細身」「普通」「甲高」等の
種類があったので、私は「多分『２４センチの甲高』だろうなあ」と思っていたら、
『２３.５センチの「普通」か「細身」』といわれ他のでちょっとびっくり。
やっぱりはかってみないとわからないものだな。
履かせてもらったら「普通」だと若干余裕があって長時間履くのに楽だと言う。
「細身」はぴったりとはけてかっこいい。（履くのにちょっと時間がかかるけど）
ふつうのタイプはどこでも買えそうなので「細身」をかいました。￥３０００でした。

履かせてもらってるときに、おばさま風の人がよって来て「あらみょうが屋さんがでてるわ」
といっていたので「有名なのかなあ？」と思ってたら。

先生が
「みょうが屋さんは古くから名がとおってますよ、たびの形が良くってねえ、ただ遠いから、そう言うふうにデパートに出店されているときに購入するといいわ」 と言われたので
「うむ、ふつうサイズもかっておくべきだったか、、」とちょっと後悔。

ひとまわりして、下りのエスカレーターを探していたら裏手の方に「いせ辰」さんを発見！
ハンカチとか、コースターとかの小物も可愛かったけど、千代紙がいろいろあって。
百種類の千代紙が入っているのがお得っぽかったので、￥１０００で購入。
千代紙の入っている箱も可愛いし、千代紙自体の模様もほんとにいろいろあって面白い。

買わなかったけど、下駄屋さんや袋ものやさんも安くていいものがあって良かったなあ。
「指物師」や「曲げ物」やさんもいて面白かった。

またこういう展示会があったら行ってみよっと。

今日はこの前いった西荻のアンティークショップの親戚？のひとがやっているという高円寺のアンティークショップにつんさんと一緒にいってみたのだっ た。

この前いったところは
「売ってくれる方がいなくなってしまったから、もう着物はやめるのよ」 というので、めぼしいものはかなり少なくなっていたのだけど、

今日いったところは、着物以外の帯とか、帯締めとかもいろいろあってなかなか面白かった
私サイズのモノがないのは相変わらずなので、小柄なつんさんをたて にいろいろとみてたら
「洋服の生地を着物に仕立てたようなもの」や
「バラの絵が、ババーン！と書いてあるもの」 など、
やっぱり変わった柄があって面白かった、
つんさんの購入した「赤い傘の小紋」はとても可愛くてちょっとかわってて素敵だった。
更紗の帯はちょっと欲しくなったけど。あわせる着物をもってなかったので諦めたのだった。
「付け帯」という、簡易式の帯も多い。
使ったことのない私達は使い方の検討がつかないので（店の人も、よくわからなかったのだ）
「ピンク地で蝶と桜のもよう」 の入ったすっごいカワイイ帯も手をだせずに終わってしまった。

ふつうの帯だったら良かったのに、、、
結局何も購入できず。。。。残念。

西荻南口のアンティークショップに「着物を置いている」
という情報を「つん」さんよりいただいたので、早速いってみると、展示してあるのではなく。
希望すると、奥から出して来てくれるという方式で、
ちょっと「恐縮モード」に入ってしまったが、

出て来た着物が「大正から昭和初期」のものというだけあって、
変わったものや可愛いものがたくさんあって、
「うわー！きゃー！」と
浮かれてしまい。ついついあれもこれもと見てしまった。

お店の人も、着物がすきなやつだというのが分かって嬉しいのか、
絶対買わないとわかっているのに（何せ時代が時代だから私が着ることのできるサイズが一つもない！）
「これいいでしょ」とか「これ変わってるのよ」
とかいろいろ見せてくれて、
「そう、そう、あんなのもあったんだわ・・・」と、
さらに奥から出してくる。。

２０点以上も見倒して何点か羽織って結局買ったのは
「おびじめ￥８００」と、
スッゴイカワイイんだけど、 どう考えても、丈の足りない
（帰って着てみたらビッタリ「ついたけ」状態）着物。￥１０００（キズ有り）
でも、自分の知らないところに行くと思うと悔しくて買ってしまった、友達のちびッちいやつらのうちの誰かに着させてやる！！

本当に欲しかった帯が一つだけあったが、￥１８０００もしたのであきらめました。
ほんとにピンきりなのだった、
ふろしき￥４５００も可愛かった。

時期：1999.1.3

エレカシの武道館ライブに行ってきましたのだ。
正月３日ではあることだし。
靖国さんもちかいので、ここは、いっちょ「着物で！」と思っていたのだが、風邪を引きかけていたので、そこまでの根性がなく
（といっても、一旦帯結びまで行ったのだが、、気に入らなくって、 コワれた）
へこへことジーンズで行きました。

でも、やはり、いました「着物」で来てた女の子たち。
私の席の前がちょうど通路（２回南P列）だったせいで全身見えてしまったんだけど。
「ああ、独学で、着始めたんだなあ」と言う感じの着付け状態、
衣紋が抜けてなくて、
多分「襟芯」を入れるのも忘れてるんだろうなあと思えるくらい
襟がしわくちゃになってて、帯もやっと結んだんだろうなあと思う
「貝の口」
「ありゃー、羽織り着ればバレ無いですむのにい、、」と心で思って いたら。

後ろの二人組の女の子たちが、、、
「なにあれ、ひっどーい！」「はずかしくないのかなあ？」
「『私絶対着物着て行くのお』とか言って着て来たんだよお」
「浴衣じゃないんだから、あれはないよねえ」
「私が彼氏だったら、『お前よるなよ』とか言っちゃうのにい」と、
ぼろくそ。。。
彼女達の言うことが、間違ってないだけに、着物を着て来た子が可哀相になってしまった。

やっぱり「これは恥ずかしいこと」のボーダーラインが分かってないとつらいのだなあ。
上手く結べなくても、何とかする。ことも出来ないからなあ。

とフォローの気持ちになりつつも、内心「着物着て来ないで良かった」と思う小心者の私であった、
後ろの子達に何言われるかわかったもんじゃなかったわ。
キチッと着れるほどの気力は、なかったし。

ライブの帰りに見かけた「大島紬」を着てた女の子はきちっとお太鼓にしてて、可愛かった。
それにしても、みんな上着（道行きとかコート）着てなかったけど、
寒ないんか？

着物：礼装 (色無地)

着物の展示会にいってきて
「色無地が見たい」といっていろいろと見せてもらった。

でも私「色無地」って、単色の地模様も何もないものを言うのだと思っていたのだが
「色合い」の淡い変化のあるものや、けっこう大き目の地模様が入っているものも「色無地」の仲間にはいるのね。

「色無地」って私のなかでは「渋かっこいい」ものだとおもっていたのが、けっこう「派手」なものもあったりして、おもしろかった、
「あーじゃない、こーじゃない」っていっていろいろ見比べている時が、いちばん楽しい。。

そ言えばいろいろ着つけてもらってた人たちを見るのも面白くて
「すっごくかわいい！それ買いなあ〜！」っておもうひともいれば、
「ぜっっっったい似合わない！、どんな帯をもってこようが、どうしようが、似合わん！」
と、心で叫びそうになるやつもいた。

茶肌の子に茶色の地の着物は、似合わんだろう、、、、
言ってやれよ、それ買ったら、可哀相だよお、後々、、、